車内でやってはいけないこと

号泣。
ていうか渋谷の町を泣きながら歩きました。
人が振り返る振り返る。
でも誰も話しかけない。
昔はホストにまで心配されたのにね。


今日も誰かに助けを求めてみる。
「相談にのってくれませんか」と。
嫌いな人に送ってみた。
まあスルーされると思ってたんだ。
こいつ彼女のことでいっぱいだし冷たいから。
当たって砕けろという事だ。
そうやってる間も悲しくなってきちゃって涙が出る。
京王線でちょっと目をこする。
で、渋谷に着く。
めそめそしながら。
雑貨屋とかで色々物色中に携帯がなる。



「最近元気ないもんな。ええよ。言えるだけ言ってごらん」
(一部変えて載せてます)



目頭がグァッと熱くなる。
店内でマジ泣きしたらやばいから、こらえてこらえて。


駅着いて、切符買って東横線乗って。
メールを返事しようと思った。


読み返す。
やっぱり涙が止まらない。
満員電車で周りの客は若干迷惑そうな顔をしている。
でも駄目だった。
こらえきれない。


「ありがとう。
予想外の反応で正直驚いたよ。
とても嬉しく思います」





送信できなかった。
送信ボタンを押せなかった。


この人、逃げ遅れただけじゃないかな。
この人も先生みたいに都合が悪くなるとスルーするんじゃないかな。
友達に内容見せるんじゃないかな。
心の奥底では笑ってるんじゃないかな。


本当はこの人だって頼りたくはなかった。
でも、誰もいないから。
他に相談に乗れそうな人、誰もいないから。
ポモ君もスルーしたから。
嫌いな相手ってのは気楽なんじゃないかと思った。
だって嫌われても別に痛くも痒くもない。
大体、この人をみてイライラする理由はよく解ってる。


いろんな人に言われてはいた。
私も薄々感づいてた。
どこか似てるんだ。
自分を創りすぎてしまって自分自身を見失っている所。
相手に罪悪感を感じている事。


私が欲しいものを沢山持っているのに駆使しない所。
死ぬほど羨ましくて死ぬほど憎い。


だから極限近づこうと思わなかった。
でも、だからこそ聞いてみたかったのである。


この人の意見を。



期待しないほうがいい。
何も望んではいけない。


こいつは悪魔だ。
味方じゃない。


言いたい事だけ言ってさっさと終わらせよう。

何から言ったらいいか解らないけど。






明日から旅に出ます。





(今日の一曲:変態/syrup16g)